【プロサウナー監修】サウナのメリット・デメリットとは?

サウナ雑学

サウナは素晴らしいもので、沢山のメリットがあります。しかしながら当然デメリットもあるのです。今回はサウナのメリットとデメリットを包み隠さずお伝えします。

サウナを既に楽しんでいる人も、これから楽しみたいという人も、サウナのメリットとデメリットをしっかり把握してより素晴らしいサウナライフを送りましょう。

本記事を読んでわかること

1:サウナのメリット

2:サウナのデメリット

筆者プロフィール

・サウナ歴15年

・訪問サウナ施設140件

・週5回、年間で250回以上サウナに入るプロサウナー

サウナで得られるメリット

メリット1:病みつきになる気持ちよさ

サウナにハマった人はとことんハマります。時間に余裕があればサウナに入り、忙しい時もどうにかしてサウナに入れないものかと時間を作り出します。なぜそこまでハマるのでしょう。

それは圧倒的な気持ちよさを得られるからです。

サウナに入る理由は人それぞれ他にもあるでしょうが、ほぼ全員に共通している最大の理由は、圧倒的な気持ちよさからきています。

サウナに入り、水風呂で体を冷却した時の爽快感。外気浴をすれば体は羽が生えたように軽くなり、頭はくっきりクリアになって、快感が全身を包み込みます。

サウナを体験したことのない人は、「嘘でしょ。」と思うでしょう。「なんか危ないものなんじゃ…」と思う人もいるかもしれません。

しかしこの圧倒的な気持ちよさは紛れもない事実。当然危ないものでもございません。

サウナではこのような快感、病みつきになる圧倒的気持ちよさを得ることが可能です。

メリット2:ポジティブになる

サウナに入ることでポジティブになることが可能です。サウナに入ることで、快感や爽快感、多幸感に包まれます。そして、どうでもいい揉め事や、つまらない争いや悩み事は、頭の中からほぼ消滅します。

ほとんどの人間はサウナから得られる快感に勝てません。これだけ気持ちいいのに悩んでいられないのです。

悩んでいるだけではいいことありません。

「よし!頑張って解決しよう!」とサウナに入れば思ってしまうのです。

しょうもないことは、「あれ?どうでもよくね?」と思ってしまうのです。

これは事実です。私はもともと超がつくほどのネガティブ人間でしたが、サウナに目覚めた後は自分でも不思議なくらいに悩まなくなりました。

メリット3:快眠効果抜群

サウナは熱々のサウナ室と冷えた水風呂を交互に繰り返す、「交代浴」です。

交代浴を行うことで、血流が良くなり、自律神経も整います。そして体には運動後のような心地いい疲労感が残ります。

体が適度に疲れていることに加えて、自律神経も整っているので、精神状態も抜群です。しかもサウナは温浴施設で入ることが多い為、体も運動ごとは違ってキレイな状態です。

もうお気づきの人もいるでしょう。

サウナ後は心技体全てが気持ちよく寝れる状態に自然となっているのです。

寝つきが悪いなと思う人は是非試してみてください。サウナ後の布団の中は、紛れもない天国です。ぐっすり眠ってバチッと朝に起きれます。これを体感するとサウナから抜け出せなくなるかもしれません。

メリット4:食欲増進

サウナ後の食事は格別です。サウナに入ることで代謝がかなり上がりますので、お腹が減りやすくなり、食欲も自然と湧いてきます。

サウナで研ぎ澄まされた胃袋は、普段の2倍近くの美味しさを感じてしまいます。サウナーはサウナ後の食事のことを「サ飯」と呼び、サウナはもちろんですが、その後の食事も楽しみで仕方ないのです。

初めてサ飯を食べる人は、普段から食べているものでも、「あれ?こんなに美味しかったっけ?」と衝撃を受けることでしょう。

サウナのデメリット

デメリット1:中毒性が高すぎる

サウナはかなり中毒性の高いリラクゼーションと言えるでしょう。

あまりの爽快感と気持ちよさから、数日前にサウナに入ったばかりのはずなのに、脳がサウナを求めてしまいます。サウナーはこのことを「サウナ切れ」と呼んでいます。

私のように10年以上も週5を超えるペースでサウナに入り続けると、頭も体もサウナに入らないと耐えられない体になってしまいます。

タバコのような体に害を与える中毒性ではないのですが、当然、毎日のサウナ代はかさみますし、サウナ後のご飯が美味しすぎるため食費もかさみます。

それでもいいからサウナに行ってしまう中毒性の高さはデメリットの1つと言えるでしょう。

デメリット2:サウナがある場所にしか行かなくなる

サウナにどハマりすると、近くにサウナがある場所にしか行かなくなる恐れがあります。友人とご飯に行く前にサウナ、飲みに行く前にサウナ、買い物行くならついでにサウナとなってしまうのです。

サウナは色んな街に存在します。そしてそれぞれのサウナがそれぞれの色を持っています。どうせ外出するならサウナに入りたい、行ったことのないサウナに行ってみたい、サウナーはずっとこんなことを考えています。

しかしながら当然世の中にはサウナに興味のない人もいるわけで、中々この気持ちは世の中には理解されません。サウナーには辛いところです。

もしかしたら私がワガママなだけという可能性もありますが、きっと私と同じ悩みを抱えているサウナーはいるはずです。結構多いと思います。

デメリット3:髪が痛む

全てのサウナに該当する訳ではありませんが、一部の高温ドライサウナはその温度と湿度の影響で、髪が痛んでしまう恐れがあります。

湿度が高めのサウナ室であれば高温であってもそこまで問題はないのですが、湿度の低いサウナ室で100℃を超えてくると、10分座っているだけで、髪の毛が燃えるんじゃないかと思うほどの熱みを感じます。これが髪にいいわけがありません。

「じゃあ入らなきゃいいじゃん!」と思う人もいるかもしれませんが、そんな簡単な話ではありません。

このような高温ドライサウナはこれはこれで気持ちいいのです。入らないという選択肢はサウナーにはありません。

どうしても髪の毛が気になる人はサウナハットを被りましょう。髪の毛を熱波から守ってくれます。タオルを頭に巻くだけでも結構変わります。

何も対策をしないでカラカラの高温サウナに入るのは、かなり髪の毛的には危険な行為ですので、気にする人にはデメリットと言えるでしょう。

デメリット4:太る可能性有り

サウナにハマると太る可能性があります。サウナ自体は血流が上がり、代謝も良くなり、自律神経まで整うという素晴らしいものなのですが、サウナ後の食事に問題があります。

ご飯が美味しく感じ過ぎてしまうのです。

サウナでバチバチにととのえられた状態での食事は、体感で通常の2倍近い美味しさを感じます。

どうしても食べ過ぎてしまいます。どれだけサウナで代謝を上げても、それではカバーしきれないくらいに食べてしまうのです。

強い自制心をお持ちの人は大丈夫だとは思いますが、私のような自制心が欠如した人にとっては、太る原因になるかもしれません。

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